鉱物博物館について




岐阜県中津川市苗木を中心とする長野県木曽郡南木曽町から岐阜県恵那市北部にかけての一帯は,「苗木‐上松花崗岩」と呼ばれる花崗岩の分布域で,この花崗岩体から水晶・トパーズをはじめ多種多様な鉱物が産するため,鉱物の一大産地「苗木地方」として明治時代からよく知られてきました。

中津川市鉱物博物館は,苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏(1890~1969)と子息の地球化学者・長島弘三博士(1925~1985)から中津川市が寄贈を受けた鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に,1998年に開館した市立の地質系自然誌博物館です。

開館10周年の2008年に登録博物館となりました。

博物館の建物は,ペグマタイト(巨晶花崗岩)中の鉱物に見立てて造られています。中央のエントランスが水晶,向かって左の淡黄色の部分はカリ長石,向かって右のガラス部分は雲母や曹長石をかたどっています。